2013年1月15日火曜日

組織のパフォーマンスを上げる


「例えば高校球児が”甲子園で優勝する”を目指してチームが集まってるのか、”野球の技術が上手くなる”とか、”チームワークが良くなる”とかを目指してやってるかの違いです。」

「両方とも組織のパフォーマンスは上がるかもしれないですが、
”甲子園で優勝する”チームの方がよりパフォーマンスが上がっている
というのが、僕の見方です」

「もし、その年に地方予選で敗退だったとしても、パフォーマンスは確実に上がっているはずなので次の年は予選突破、ベスト8、あるいは本当に優勝できるかもしれません」

「ただし、目標の置き方は組織によって違います」

「何も大きな目標の方がカッコイイ!って言っているわけではありません」

「その組織のパフォーマンスが最大化するような目標を建てて下さい。というお願いをしています」

「ただし、それがどのレベルなのかは僕にはわからないです」

「それがどのレベルなのか?を考えてくれて、その達成に向けて
ご自身自らが身を委ねられる・・・そんなメンバーを集めて下さい」

「すごい会議はそこから始まります。」

2013年1月14日月曜日

一般的に思える理屈とは逆のアプローチが問題解決の鍵となることもある

年末年始、色々特番があるので、HDレコーダーを買って、とりあえず録画しまくってみました。

この時、

「面白そうな番組を逃さず見たい」
 ↓
「録画しまくる」
 ↓
「テレビの視聴時間が長くなりそう」

という予想でしたが、
実際には、「録画してまで見るものじゃないな」、「いつでも見れるから今見なくても」という気持ちになって、予想とは逆に、テレビの視聴時間が極端に少なくなりました。

「面白そうな番組を逃さず見たい」
 ↓
「録画しまくる」
 ↓
「テレビの視聴時間が長くなりそう」

は、一般的に思える理屈として正しいように感じられますが、実際にやってみると真逆の結果が出たということが面白い体験でした。

また、あるすごい会議のセッションで、

参加者の一人が「残業の目標決めて、残業減らせ!って部下に言って、事あるごとにガミガミしていたけど、ほとんど効果が出なかったんで、もう、いいやって思って、残業規制撤廃しますって宣言したら、次の月から残業が減った」

というエピソードを教えてくれました。

彼らの中で何が起こったかはさておき、

「一般的に思える理屈とは逆のアプローチが問題解決の鍵となることもある」

と言えそうです。

理屈の枠組みをちょっと外してトライしてみるのもイイかもです。