2013年6月24日月曜日

「何が問題かを見きわめて、その解決を助けよ」

僕の愛読書『エスキモーに氷を売る』の著者であるジョン・スポールストラは
NBAのニュージャージー・ネッツのCEOとして活躍していた時に、チケット売り場の女性からお客様への対応マニュアルについて訊かれた時に答えたセリフがこれ。

「何が問題かを見きわめて、その解決を助けよ」

ポイントは”何が問題かをみきわめる”こと。

多くの人々は”問題のみきわめ”をしっかり行えていない。
同時に”問題のみきわめ”よりも解決策のほうが重要だと認識している。

問題の見きわめがズレたままで、正しい答えを導き出そうとするのは馬鹿げている。

すごい会議でも参加者がいくつか問題を出してくるが、見きわめが弱い問題が出る場合が多い。

・解決するに値しない(解決したとしてもインパクトは薄い)
・天候レベル(自分でどうしようも無い)
・抽象化されすぎ(社員の意識が低い等)

「あなたの提示する問題はみきわめられていますか?」